アルジェの男 東京初日

東京の初日の舞台、見てきました。
初日公演を見るのは初めてだったのでちょっと興奮。
つらつらと感想を。

「アルジェの男」は、ストーリーを事前に知らなかっ
たので、おーこういうエンディングなのかとちょっと
驚きました。ある意味「もてる男はつらいよ」という
話に感じられました。

みっしょんが演じた秘書官セルジュは、設定として、
そんなに深いキャラクターとして書かれた役どころで
はなかったのですが、銀橋の上で霧矢さんとからんだ
あたりは、動きが軽快でかっこ良かったです。設定で
言えば、龍真咲さんの役はまったく善なる部分のない
徹底した悪役で、宝塚ではめずらしいと思いました。

ショー「ダンスロマネスク」は色々な要素が詰め込ま
れていて、演じる方たちは、衣装替えなど、大変だっ
たのではないかしら?

冒頭のロマネスク男では、みっしょんが中央で踊って
いる場面も多くあり、踊りがシャープでした。
ノートルダムのカジモド」でジプシー男の時には、
霧矢さんが痛めつけられている時の、舞台中央での表
情が迫真の演技でした。短いシーンですが、こういう
所にみっしょんの役作りの情熱を感じました。カジモ
ドが昇天していくシーンはあと10秒長くても良かっ
たという感想です。(これは演出家の先生への注文)

記憶が定かでないのですが、バイラ男はオレンジ色の
シャツだったと思います。ウエストサイド物語みたい
な動きでしたが、みっしょんのダンスは指先までぴん
と伸びていてとてもきれいでした。

かもめは、、、、時々、見失いました。(ごめんなさ
い)だって衣装が同じなのですもの。舞台としては、
全員真っ白な衣装で登場して大迫力でした。

黒燕尾はいつもながら颯爽としていましたし、フィナ
ーレではたっぷりウィンク、キャッチしました。とい
うことで、初めての初日舞台、堪能させていただきま
した。

これから1ヶ月の舞台、体調管理に気をつけてつとめ
上げていただきたいと思います。