新人公演・夕霧役

宝塚大劇場で、新人公演「夢の浮橋」観てきました。
1階4列目のとても良い席で見応えがありました。
 
冒頭、いきなり下手からみっしょんが登場!
 
低音のセリフまわしが迫力あり、主演オーラが出て
いたので、「これ誰?」と思ったお客様も多かった
のではないかしら?和装のみっしょんは、凛として
美しく華がありました。
 
源氏の家を支えるという重責が、夕霧のセリフの重
厚さとあいまって抜群の存在感でした。るうさんの
薫がどことなく頼りなげだったので、夕霧は薫の兄
というよりも、父親的な強さをただよわせていまし
た。「暗い迫力」をうまく出していたので、エリザ
ベートのトートに通じるものを感じました。
 
まだ本公演を観ていないのですが、新人公演に関し
て言うと、みりおちゃんは安定した演技と歌で安心
して観ていられましたが、薫と姫たちは、歌が不安
定で、おそらく上級生の方々とだいぶ差があったの
ではないかと感じました。
 
次回は年が明けてから、東京の本公演、新人公演が
楽しみです。